「機械式」と「クォーツ」の違い

時計には大きく分けて2つの種類があるのをご存知でしょうか？今回特集でフィーチャーする「機械式」、そして「クォーツ」です。

「機械式」は、昔ながらのゼンマイの力を動力にして、てんぷ（コマのような形をした部品）が1秒間に、3、4回の規則正しい往復回転運動をすることで時を刻んでいます。てんぷに取り付けられたひげぜんまいが右回りと左回りを繰り返しながら同じ周期で往復回転運動を続け、アンクル→がんぎ車へと伝え、針を動かしていく仕組みになっています。

「クォーツ」とは、水晶振動子を用いた時計で、水晶時計または単にクォーツ（Quartz）と言います。水晶は圧電体の一種であり、交流電圧をかけると一定の周期で規則的に振動。クォーツ時計ではこれを応用し、通常は32,768Hz（=215Hz）で振動する水晶振動子を用いて、アナログ時計の場合には時針の速度を調節し、デジタル時計の場合はその信号を電気的に処理して時刻を表示するのが特徴です。

「機械式」腕時計を選ぶときのポイント

デザインやサイズなど見た目も大事ですが、まずはどんなシーンで使用するのかを考えて選ぶといいかもしれません。毎日使いたい、休日だけ使いたいと使用頻度は様々だと思います。日本の場合は湿度が高い時期があるので、毎日使用したいという方は防水性が高いモデルを推奨しています。また、長く愛用することを考えると、はじめての「機械式」の場合には流行に左右されないベーシックなデザインのモデルを選ぶといいでしょう。ベルトを交換できるモデルだと、秋から春にかけての涼しい時期にはブレスレットから革ベルトに変えることで、印象もがらっと変化。ファッション性が高いのでおすすめです。

精光堂でお求めの方は永年ブレスレット洗浄、革ベルトへの付け替え、腕周りの微調整を無料で行っているのでお気軽にご相談ください。

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時計技術に絶えず新境地を開くブランド

1860年の創立以来、常に革新を続けている〈タグ・ホイヤー〉。1887年に特許を取得した機械式クロノグラフのための「振動ピニオン」は、現在も主要時計メーカーのクロノグラフに採用されている機構。その創造性、幅広い専門技術、そして豊富な経験により、時計技術に絶えず新境地を開いている時計メーカーです。近年では文字盤がスケルトン仕様の「カレラ ホイヤー01シリーズ」が人気。

精光堂 鹿児島店は、120～140アイテムを常時展示する鹿児島最大級の品ぞろえ。最新のデザイン什器を採用し、ブランドの世界観を演出しています。

コストパフォーマンスの高さはピカイチ

1891年の創業以来「あらゆる過酷な環境でも正確な時を告げる」というブランドメッセージを掲げ、タフな時計づくりを続けてきた〈ボールウォッチ〉。全モデルに採用された、四六時中発光し続ける「マイクロ・ガスライト」が最大の特徴です。

「耐衝撃性」「耐低温性」「耐磁性」「防水性」に優れながらも、時計本体の価格が他のブランドと比較してもかなり抑えられているのも魅力。さらに維持費（分解掃除料金）も良心的な値段設定と、非常にコストパフォーマンスが高いブランドです。

知名度の高い、人気ブランド

1982年にアメリカ合衆国にて創業。ハリウッド映画にも多く採用されたアメリカを代表する時計ブランド。アメリカの伝統が息づくデザインと、スイス製ムーブメントの質の高い仕上がりなど、アメリカンスピリットとスイスのテクノロジーを組み合わせたユニークな形、個性、デザインが特徴です。

5万円から20万円の価格帯が多く、豊富なラインナップも魅力。初めての機械式時計をお探しの方におすすめしたいブランドです。

時計の精度、仕上げは世界でも屈指

「世界に挑戦する国産最高級の腕時計をつくる」という志のもと、1960年に誕生した〈グランドセイコー〉。「正確さ」「美しさ」「見やすさ」そして「長く愛用でき」「使いやすいこと」を腕時計の本質と捉え、それらすべてを追求し続けてきた、完全なメイドインジャパンの腕時計です。時代に流されることのない、末永く愛用出来るシンプルなデザインは、”セイコースタイル”というデザイン理念をもとに作られています。

プロフェッショナルのための計器

1884年、レオン・ブライトリングがスイスのサンティミエに創設。パイロットをはじめとする極限の世界に挑む人々が腕にする計器として、その性能を追求してきた〈ブライトリング〉。ストップウォッチ機能を世界で初めて腕時計に搭載したのが1965年。常にクロノグラフをリードし、完璧なエレガンスと最高のパフォーマンスのモデルを世に送り続けてきました。

常時80～100アイテムを展示する精光堂 鹿児島店では、話題の限定モデルから新作までいち早く店頭に並びます。特にブライトリング フォー ベントレーやナビタイマー、クロノマットは充実していて、県内では鹿児島店でしか見られないものも。

卓越性を追求し、挑戦し続けるマニュファクチュール

1865年にジョルジュ・ファーブル=ジャコによって時計の聖地であるスイスのル・ロックルで誕生した〈ゼニス〉。1969年に公開されたクロノグラフ「エル・プリメロ」をはじめとした高品質な時計の生産に成功するなど、国内外の博覧会や天文台コンクールで受賞を重ね、その地位を確立。美、真実、一貫性、精密さ、複雑さという創立以来大切にされてきた価値観をもって、発展を続けています。

精光堂 鹿児島店は、鹿児島で唯一の〈ゼニス〉正規販売店。話題の新作から限定モデル、入荷の少ないレディスモデルまで数多く展示しています。